一豊剣志会活動方針

6月27日(土)木曽川体育館において、今後の活動方針説明会を開催いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大が心配される中、しっかりとソーシャルディスタンス・マスク着用等を守りお集まりいただきまして誠にありがとうございました。
現在、3月から4ヶ月間活動を自粛しており、今後の活動について色々とご心配をおかけしており誠に申し訳ありません。
今後の活動について、現況を含めご説明申し上げます。
※活動場所について、活動の拠点である学校施設が、9月まで使用できない状態であります。他の施設での活動を検討しておりますが、どうしても100人以上の会員が所属しており、稽古場所が限定されてしまいます。よって再開については9月からと考えておりますが、他の場所で適当な場所が見つかれば、再開したいと思っております。
※稽古でのガイドラインについて、全日本剣道連盟・愛知県剣道連盟等より発表されるガイドライン(各HP参照)を遵守し、一豊剣志会でのガイドラインを作成し、今後の活動を進めていきたいと思います。
※活動計画について、稽古再開は未定ですが、再開後は当面の間基礎トレーニング・素振り・日本剣道形・木刀による基本法を中心に、概ね1時間程度とし、週1・2回程度、少人数によるグループ別(密集を避ける)で行いたいと思います。その際でも、マスク着用が必須となりますので、熱中症の心配がいつもよりありますので、稽古時での服装を剣道着・袴ではなく、Tシャツ・ハーフパンツ等での服装で行います。
防具着用での稽古ですが、今後の状況等を考慮し、慎重に検討をいたしますが、飛沫防止の観点からガイドラインにある、マスク着用・シールドの着用が必須となります。これからの季節、大変息苦しくなることが予想されますので、稽古時では、随時水分補給等含めた休憩を多く入れて行います。
マスクについてですが、ガイドラインによると市販の紙マスク・ウレタンマスク・スポンジマスク・ランニング用マスク等自分に合ったものを着用して良いとのことですので、各自の判断で着用をお願いいたします。現在マスク・シールドについては、各メーカー等の商品を検討し最善の商品をご案内いたします。
稽古時には、座礼は行わず距離を取っての立礼といたします。
※稽古参加時について、水分補給用の水筒等を必ず持参してください。基礎疾患がある方の参加はできませんので、医師に相談して参加をお願いします。体調がよくない人(37.5度以上、37度以上で且つ体のだるさ、咽頭痛等風邪の症状)がある方は参加できません。同居家族、身近な知人に感染が疑われる方がいますと参加できません。自宅で必ず検温をお願いします。参加時には、全ての方に記帳・健康チェック(氏名・体温等)をお願いします。着替えは、自宅でお願いします。稽古前後では、必ず手洗・うがい・消毒をお願いします。ご父兄には極力送迎のみとし、やむなく施設内で見学をされる場合は、2m以上の間隔を空け、マスクを着用し、私語はお控えください。
※審査会・大会について、今後段審査・級審査・大会等が実施される予定ですが、実施要項等がかなり変わってくると思われます。要項等については、愛知県剣道連盟・尾張剣道連盟等のHPを参照してください。大会については主催者の発表する大会要項に沿って参加をして下さい。今後審査・大会等の詳細が発表されましたらHPでお知らせいたします。
※会費について。本来の活動に戻るまで無料といたします。但し今後の活動に係る費用は、実費負担でお願いします。又、スポーツ保険については活動に必要ですので実費負担をお願いします。
※その他、新型コロナウイルス感染した場合は、必ず日比野までご報告をお願いします。ガイドラインについては、随時変更されるとのことですので、変更があった場合は、HP等でお知らせしますので、必ずHP等で確認をお願いします。
尚、ご不明な点・ご心配な点がありましたら、HPのお問い合わせメール等でお問い合わせいただくか、日比野までご一報ください。

最後に、私の私見でありますが、この度の新型コロナウイルス感染拡大は、誰もが経験したことがないことであり、私自身の剣道人生においても初めての経験であります。これから先のことは、何が起こるのかわからないことばかりであります。すでに他の競技スポーツ等においては、活動が再開しているところもあり、以前の活動に戻りつつありますが、その中でソーシャルディスタンス等、団体として行わなければならないことが忘れられているような活動も見受けられます。
剣道においても、多くの学校・剣道教室が、再開に向け動き出しています。それぞれの団体の考え方や認識の違いがありますが、今後その結果が現れてくるものと思います。
今のこの現状は、剣道界において最大の危機ではないかと思っています。剣道の特異性である、発声・鍔迫り合い等が感染の原因に繋がることも考えれば、安易な認識で、対人稽古を含めた稽古を再開した時に、起こりうるリスクがどれくらいになるのか、誰もがわからないことばかりであります。又、マスク・シールド着用での稽古が、特に子供達への熱中症等になりうるリスクが大きくなると考えられます。本当に稽古の再開が、剣道界においてプラスになるのかマイナスになるのかは分かりませんが、一豊剣志会では、子供たちの安全を第一に考え、慎重に活動を進めていきたいと思っております。
何卒、ご理解・ご了承をお願い申し上げます。